印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |
Last updated 2020-09-14
2017年6月デジタル一眼レフカメラD800を購入してから、ダイビングに行ける機会がなくなり時間が経過してしまった。その間にカメラはD810へ進化し、2017年には次世代へ移行するという噂が流れている。フィルムカメラで使っていたドーム、マクロポートとそれぞれのレンズはそのまま使う予定で、このハウジングに決めたが、デジタルのシステムで外部ストロボとカメラの同調に内臓フラッシュを使うところで落とし穴があった。
フィルムカメラで使っていたドーム、マクロポートとそれぞれのレンズはそのまま使う予定でこのハウジングに決めた。
16mmフィッシュアイを付けたD800をハウジングにセット。光接続のため内臓フラッシュをオープンさせ撮影を行ったところリングが写り込んでいた。むむ、これは、漏れた光がドームポート内面で反射したため? 105mmのマクロの組み合わせは発生しない。お店に相談しながら対応を進めることにした。
FP160-4というドームポートが古く対応してくれるところを探してもらった。その結果、樹脂プレートを追加してレンズとポートの円周方向の隙間は、14.8mmから0.8mmへ少なくできた。ドームポートは固定、レンズはピントを合わせるため稼働するため隙間をゼロにはできない。
わずかに写り込みが残る。レンズが可動するためここの隙間を更に少なくすると、今度はレンズと樹脂プレートの擦れが発生する恐れがる。違う対策が必要。
レンズポートに漏れないように関所を作る。ハウジング用は、内臓フラッシュ前面のところにプレートをハウジング側に設定する。反射を防ぐため黒色のテープを貼り付ける。レンズ用プレートレンズのゴム輪が約φ60なので、そこに軽く取り付くドーナッツ板を作成。外径はポート、ハウジングに収まる大きさにした。ゴム輪とトーナッツ板がフリーで動くようにする。レンズがピント合わせするときの動作に、悪影響が出ないと思われる。
ハウジングにボスがあるので、標準の遮蔽板があると思われる。M3のネジで4箇所固定する。ポート側から見てレンズと干渉しない位置で形状を決めた。ハウジングのカメラにレンズを装着後にレンズ用プレートをつける。外径はハウジングと干渉しない大きさにする。ここが干渉するとレンズのピント合わせ作動に影響が出てくるので要注意。
3点の対策を実施。これで光漏れが映ることはなくなった。①ドームポートへプレート追加(円方向でレンズとの隙間を最小化)②ハウジング用プレート(内臓フラッシュの光を遮断)③レンズ用プレート(①、②の効果を補う)あとは海に持ち込み効果が持続するか。。。又、レンズ専用の対策のため、レンズを交換するとそれ用に対応が必要になるためAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDがどうなるか?この時は、メーカーの標準品を使いたい。
もし、これを参考に作業する方は自己責任でお願い致します。(いないよね。)