ミニチェーンソー(電動)のメンテ

約1年前の出来事でこの製品(類似品)が故障(モーターのブラシが溶断)した事をお店に伝えたところ、新しい製品が届き快適に使用している。天候が雪という事で今日はメンテナンスを行なった。

外観の新・旧の違いは?

固定しているビス(トルクス)を外しカバーを分割するとモーターの仕様がブラシレスモーターに変わっていた。これは、ブラシとコミュテータ(整流子)がない構造で、その部分に起きる摩耗(電気・機械的)がないため、1年前のような故障は発生しないようだ。ブラシとコミュテータ(整流子)の代わりは黒い四角の部品(電線が繋がっている部品)で行っているらしい。

モーターの仕様変更と黒い部品が追加になっている

シャフトの周りに絡んでいたゴミ。これを取り除く

スプロケットを外した状態

カバーからモーターを外してギヤの部分のゴミを取り除いてグリスを付けた

外した時の状態
モーターがついていた部分

新(ブラシレスモーター)・旧で外観的な違いは、黒い四角い部品を収めるためバッテリーを装着する部分の厚みが違っていた

左が旧・右が新

目立ての丸棒ヤスリと設定
ソーチェーンが小型なので細い丸棒ヤスリはホームセンターで見つけた直径3.2mmを使う。手持ちのエンジンチェーンソー用の直径4mmと比べると、2割ほど細いヤスリとなる。一応これで目立てをしたところ切れ味は復活した。
アングルプレート(マグネット付き)の30°側でガイドバーに取り付けて、その線と並行になる様ヤスリを設定した。

前方から見た場合はヤスリとガイドバーが90°設定した