ベランダの階段(2010年2月)
最初の階段
最初の階段は急で踏み面も小さく使い勝手が悪かった。
当時1才の子供が転げ落ちたのをきっかけに、建築業者の方から部材を頂き子供の遊びを兼ねた
すべり台をDIYで作った。時間の経過とともにすべり台の木が腐りだした。(作ってから約12年)
部材準備
デッキを作る時に部材(デッキと同じ材料:サイプレス(豪州ヒノキ))を
合わせて注文していた。50mm×250mm×3900mm-2枚 50mm×250mm×2000mm-1枚
加工がし易いサイプレス(ハードウッドの部類)でも厚さが50mmあるとカット時は
電動丸ノコの刃と木の摩擦で煙がでるし回転も結構落ちる。
(ゆっくり切れば加工可能。)
部材の加工(踏板)
ステップになる部材へ電気カンナで表面仕上げ
とルーターで側面の板と結合する部分を凸状に削る。
部材の加工(側桁)
側桁も電気カンナで表面仕上げとルーターで凹みに加工するところに印をつける。
ルーター用ジグの作成
側桁へルーターで凹み加工する時にルーターの動きをガイドすることで、同じ形を容易に加工出来るジグを作成する。ジグはルーターガイド部の大きさ、今回使ったストレートビットの径、ルーターで加工するサイズからジグ寸法を決めた。(ジグの部材は角材と合板。)
試し加工
完成したジグを加工する板の上に乗せて凹み加工をしたところ。
(これは試し加工なので貫通させた状態。)
右側はジグを外した状態。長方形の穴が完成した。
(板材は破材を利用したため、関係ない丸穴あり。)
踏板の加工確認
試し加工の穴で踏板の凸部と形状が合うか確認する。1〜2mmのガタがあるがほぼ良好。
側桁の凹み加工
凹み加工終了
凹の深さを20mmにしたので、10mmづつ2回に分けて加工した。
側桁と踏板の仮組
側桁2枚と踏板6枚。
仮組で踏板と側桁の凹凸を合わせ踏板の水平を確認する。
固定
仮組で予定通り組付いたので
側桁と踏板の固定は側桁よりコーススレッドで固定。
コーススレッドの頭は丸棒を埋め込んで隠す。
階段の固定は、上段の踏板をベランダと固定した。
階段組付け終了
手すりの組立
手すりの組立 その2
手すりはステーと同じサイズ(幅90×厚さ40)の板と40×40の角材をコーススレッドで固定。
その後で手すりとステーをコーススレッドで固定した。
塗装
キシラデコール2回塗りで完成。(2010年3月14日)
厚さが50mmの1枚板は作りがしっかりして見えるし、使っても不安がない。